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生方、婦人防火クラブの皆さん、消防関係者らが多数参加して、雨にもかかわらず盛大な大会となりました。
9時35分、徳田正明会長、佐野徹治消防庁長官をはじめとする来賓の方々が会場玄関に到着しました。
会場内の1階フロアーでは、千葉市消防音楽隊の演奏する歓迎ファンファーレが鳴りわたり、県下の幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員、消防長、消防団長らの出迎えの中、若松台幼稚園幼年消防クラブ員120名が「ようこそ千葉においでくださいました。」と来賓をお迎えし、リズミカルな鼓笛演奏とキビキビとした元気の良いカラーフラッグの演技を披露しました。

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同幼稚園は、四方を森に囲まれ恵まれた自然環境の中で昭和51年創立以来、「のびのびと遊びながら学びましょう」を目標に、情操豊かな心を育て自主性の芽生えを養う事を念頭に保育活動を展開し、その一貫として鼓笛指導をしており、その成果を披露してくれたものです。
また、この歓迎セレモニーの模様は、同時中継でアリーナの大型映像にも映し出されました。
策一部表彰式
式典は、壇上に来貢の方々が着席され、音楽隊の演奏するファンファーレとともに徳田会長が入場し「第17回幼年消防全国大会」の幕が開きました。
司会は、小野由美子さんです。
日本防火協会上本常務理事の開会の辞に次いで、国家斉唱、この後、大会の主催者である日本防火協会徳田会長が、「幼年消防クラブ員及ぴ消防関係者が一堂に会して行われる、この第17回大会を契機として、躍進する千葉市と同じように、現在111万人を超える大きな輪となり活動している組織がさらに実効ある組織として、全国の隅々まで拡大することを切望します。」と挨拶しました。
この後、表彰式に移り、防火活動に功績のあった優良幼年消防クラブ46団体、優良少年消防クラブ20団体、少年消防クラブ指導者12名の計78団体(名)に対して表彰が行われ、受賞団体等を代表して3名の方々に会長から表彰状及び記念品が贈られました。
続いて、来賓の祝辞に移り、佐野消防庁長官、沼田千葉県知事、松井千葉市長からそれぞれ祝辞をいただきました。
(消防庁長官、県知事の祝辞要旨は別掲)
終りに、受業団体等を代表致しまして「千葉市白ばら幼稚園幼年消防クラブ 小杉雄一園長」より謝辞(別掲)が述べられ、第一部が厳かに終了しました。

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策二部さわやか ちば ちびっ子防火まつり
いよいよ第二部のオープニングです。
場内が暗くなり、ドラマチックな照明演出のあと、ステージ前方に設置されたアストロビジョンに、防災アニメーション「チロリン村物語−トングルビーのじしんようじん−」が写し出されました。
このアニメーションは、昨年の「阪神・淡路大震災」の教訓をもとに、今年度、日本防火協会が作成したもので、NHK教育テレビ「チロリン村」でお馴染みの「トンペイ」「クルコ」「ビーコ」が子供達と一緒に、地震に対する大事な心構えを勉強しているようすや、実際に地震が起き、その体験の中でさらにいろいろなことを

 

 

 

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