日本財団 図書館


第20回 婦人防火全国大会

防火の輪を広げ平和で豊かな地域づくりを

第一部表彰式及び贈呈式

第二部みちのくみやぎ防火のつどい

003-1.gif

第20回という記念すべき婦人防火金国大会が、平成8年7月19日(金)、宮城県仙台市の仙台市体育館において、約5,500名という多数の方々が参加して開催されました。
災害の複雑多様化、大規模化が進み社会環境はますます厳しい状況となっており、地域社会の安全確保のためには、自主防災体制の確立と整備が急務であります。特に火災については、最近の出火原因の状況から、各家庭における婦人の方々の自覚と努力が必要であります。そして、その婦人防火クラブ員の方々の強い結束力と行動力は、咋年1月に発生した阪神・淡路大震災の際にも被災者支援活動として大きな力を発揮されました。
関係者の努力によりこの婦人防火の輪は、年々強化拡大され、今日約249万人という大きな広がりを持つ組織となりました。このような大きな力をさらに拡大し、飛躍を期するため、全国の婦人防火クラブ員が一堂に会し、その自覚と決意を新たにし、日頃の活動の活性化と組織の育成倍増の一層の推進を誓い合い、防火思想の普及啓蒙を図ることを目的として毎年開催されてきましたが、東北地方では初めての大会でした。
大会は、第一部と第二部から構成され、第一部では地域における防火思想の普及宣伝の活動が顕著で、他の模範と認められる優良防火クラブや役員等の表彰並びに婦人防火クラブ及び民間防火団体に対して防火広報章の贈呈を行い、、第二部では、日頃の活動が活発な婦人防火クラブ員や幼年消防クラブ員による防火演技の披露を中心に「みちのくみやぎ防火のつどい」を行いました。

003-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION