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地方だより

第7回幼年消防クラブの集い

守ります/火の用心
富山県・高岡市(本)

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「わたしたちは守ります!火の用心」と元気な声で力一杯誓ったのは、市内20の幼稚園・保育園から集まった年長園児たち約1,000名、高岡市古城公園内の市民体育館で、「第7回幼年消防クラブの集い」が開催されました。
編成式も兼ねたこの集いで、晴れて幼年消防クラブ員となった園児たちは、スモークが充満するテント内での煙中体験や着衣に火がついた時の消し方「ストップ・ドロップアントロール」を真剣な表情で学んでいました。
署員一手作りによる消防車に入り、電卓ごっこの要領で標的の炎を廻ってくる、消防章出動ゲームや防火寸劇「アンパンマンの火あそびはこわいよ」では、声をからしての大声援や大歓声をあげていました。
最後に、全員が火の用心と染め抜かれたハッピ姿で整列し、防火衣にヘルメットを着用したちびっこ消防士が掲げる防火の誓いのプラカードを、声を揃えて読み上げました。

婦人防火クラブ合同結成式

新しく3クラブの婦人防火クラブが誕生
兵庫県・揖南(事)
当組合消防本部管内にある御津町の苅屋(クラブ員526名)・室津(クラブ員300名)・加家(クラブ員108名)の3地区において婦人防火クラブが誕生することになり、5月24日に3クラブ合同による結成式が、町公民館集会ホールで開催されました。
兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会会長をはじめ、地元御津町長、消防長、3地区の自治会長を来賓にお迎えし、3クラブから代表の婦人総勢120名が集まり、そろいの防火法被を着て式に臨みました。
式は、代表部長によるクラブ結成の趣旨や今後の抱負を含めた開会のあいさつから始まり、来賓を代表して、御津町長と消防長から祝辞がありました。続いて、参加者全員で防火宣言を唱和し、婦人防火クラブ員としての決意を確かめ合いました。
式終了後、記念講演へと移り、来賓でお越しいただいた県婦防連会長よりご講話をいただきました。会長は、阪神・淡路大震災下での婦人防火クラブの活動や全国の婦人防火クラブの動きを紹介されるとともに、新たな一歩を踏み出すクラブの皆さんを激励されました。

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