ボート天国の開催について（第六管区海上保安本部航行安全課）

近年、海洋レジャーは、若者を中心に急速に普及しており、これに伴う事故も多数発生しています。

また、今後もその活動が活発化し、広く国民に定着していくことが予想されますので、その安全を確保することにより、健全な発展を図ることが望まれています。

海上保安庁では、海洋レジャーの安全を確保するためには、海洋レジャー愛好者自らが責任を持って行動することが肝要であるとの基本認識に立ち、さまざまな取り組みをしておりますが、その一つとして海洋レジャーが活発化する七月から八月を中心に、地元の関係機関・団体と協力し、ボート天国推進協議会等を設立して、都市部及びその付近の港湾で、海の歩行者天国ともいうべき「ボート天国」をおこなっています。

これは、船舶の交通量が少なくなる休日等に、港内に一般船舶の航行を制限する海域を設け海洋レジャー愛好者や一般市民の皆様に開放するものです。

今夏も、横浜、名古尾、大阪、神戸など全国二六の港において、海洋レジャー愛好者をはじめ多くの皆様が参加し、海洋レジャーを楽しみながら、安全に関する知識や海のマナーなどについて学んでもらえるように、カッター・デインギーヨット・ボートセーリング・水上オートバイのレースや自由遊走、体験試乗会、ヨット教室などを行っています。

第六管区管内では広島（七月二〇日）松山（八月四日）で実施し、地区小安協全員の皆様のご協力を頂いたところです。

開催港によっては、地元のお祭りやイベントと合同で実施されるところもあり、地方色豊かないろいろな催し物も併せて楽しむことができます。

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