日本財団 図書館


(2)将来ERCデータに採用予定の項目

 a.名称データ(地名、海湾名等)及びその関連属性等データ

 b.錨地データ

(3)確認・管理・編集のために必要な参考データ

 a.水深データ(20mから50〜100m程度まで)

 魚礁、沈船等の障害物で直上の水深不明の場合、水深30m以深にあるものを省略するが、その選択確認をするために必要である。

 b.水深・底質データ(10m以浅)

 10m等深線で、深部に向って凸型に張り出た内側にある浅い孤立岩(水深5m以浅程度のもの)を暗岩(十記号)扱いにするため。

 c.その他、確認・管理・編集に必要とされるデータ

3-1-3 変換項目-2(ENCデータ側からみた変換項目)

 ENCデータ側からみた変換に必要な項目は次のとおりである。ENCデータの採用項目は、原則としてDX90フォーマット(ENCの世界共通フォーマット)に記述される全項目を対象とするが項目数は300以上におよぶので、ソフトウェアの軽減を計るため変換不要の削除項目として次の各項目を設定した。

(1)オブジェクト・クラスの項目

AIRARE 飛行場区域 PINGOS ピンゴ

BUAARE 市街地 RAILWY 鉄道・軌道

CAIRNS 積石、石つか RMPARE ランプ

CEMTRY 墓地 RNDRGN 陸域

CHNWIR 鎮/ワイヤー RODCRS 道路-交差点

CHKPNT チェックポイント ROADPT 道路

CTSARE 貨物船の積み替え区域 RUNWAY 滑走路

CUSZNE 税関の境界 SLTPAN 塩田

DAMCON ダム SPLARE 水上機着水場

DUNARE 砂丘 SPRING 泉

EXEZNE 排他的経済水域 SQUARE スクエア

FORSTC 要塞 SUBTLN 潜水艦の通行航路

HRBFAC 港湾施設 TESARE 領海

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION