6.3.2 所見
一般的に、パッキン類は劣化が進むと硬度は大きくなり伸びは小さくなる傾向にあるが、今回の試験結果からもその傾向が見られるものの、数値的には基準内にほぼ留まっていることから判断して、劣化程度は比較的軽微で今後の使用に充分耐え得ると考えられる。 6.4 木材
6.4.1 含水率測定結果
6.4.2 所見
リア及びフロント部に、開放調査で水の侵入が認められており、数値的にも高い値が測定されている。 フロント部は、両社共サイド部の外板や内装材にダメージを受けた際に水が侵入したと考えられる。 リア部は、外観調査及び開放調査からも、シル付近から水の侵入を受けた形跡があり、今後の保守管理に充分な配慮が望まれる。
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