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第1章 調査、試験計画概要

 

1.1 調査目的

 

約8年経過した冷凍コンテナについて、製造当初の材質、構造、熱性能等が、現在どのように変化しているか解析した上で、前回実施済みの5年経過した冷凍コンテナの調査結果と前々回実施済みの10年経過したものの調査経果と比較検討並びに分析を行ない、冷凍コンテナの今後の適正な運用、並びに経済的かつ効呆的な生産技術と補修要領の確立に反映させる。

 

1.2 調査対象コンテナ

 

通常使用状態下の経年変化を調査するため、下記の条件を満足するものを任意に選択する。
(1)約8年経過した40フィート量産冷凍コンテナ
(2)主要部材が交換されていない冷凍コンテナ
(3)前回(昨年度)調査したコンテナと構造、材質、容量等の類似しているもの

 

1.3 コンテナ提供会社及び調査試験実施会社

 

(1)コンテナ提供会社
川崎汽船株式会社
日本郵船株式会社

 

(2)調査実施会社
日本トレクス株式会社 本社・本社事業所
日本フルハーフ株式会社 本社・厚木工場

 

1.4 調査方法

 

日本コンテナ協会の技術委員会傘下の国際貨物コンテナ部会にて、決定された「国際冷凍コンテナ(40フィート)内部構造の改善のために調査研究」の調査方法で、前回(昨年度)と同様とする。

 

 

 

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