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[6]バウンドテニス

●測定日:1996年8月4日午前10時より
●測定場所:足立区中央本町センター
●コンディション:天候晴、気温29.0℃、湿度58-64%
●ゲーム時間:29分
1)歩行数・実動時間
途中休憩を挟んでシングルゲーム(約17分)とダブルスゲーム(約12分)を行った。ゲーム中の歩行数と実動時間を図表25に示した。平均歩行数は1265.8歩、1分あたりの平均歩行数は43.6歩、平均実働時間は11.6分、実働時間の割合は40%であった。
2)心拍数・血圧
ゲーム中の心拍数とゲーム終了直後の血圧を図表26・27に示した。最高心拍数は163(拍/分)まで上昇し、最高血圧も176(?oHg)まで上昇した。
3)呼吸循環器系への身体負担度からみた安全対策
狭いコートを前後に、かなりスピィーディに動き、サービスでも大きくすばやいラケットスイングもみられる。かなりの運動強度で呼吸循環器系への負担も大きくなると思われる。
プレー中に呼吸をとめないこと、ゲームとゲームの間に十分な休養を取ること、プレーを急がず呼吸を整えることなどの注意が必要であろう。また、夏場の体育館でのプレーは高温・高湿度になることもあるので、こまめに水分を補給しよう。

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