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[7]ニュースポーツの効果

ニュースポーツ活動の効果について、実施者の自覚症状を図表16に示した。棒グラフで黒い部分が占める割合が大きいほど、プラスの効果があったことを表している。
1)プラス効果
いずれの項目でもプラス効果が自覚されている。半数以上がプラス効果としたのは?@「人間関係が良くなった」、?A「気分が爽快になった」、?B「体調が良くなった」、?C「ストレスが解消した」である。また、?D「生活に意欲がでてきた」、?E「食欲がでてきた」、?F「疲れなくなった」、?G「眠れるようになった」、?H「かぜをひかなくなった」などの項目も30〜40%の人がプラス効果を感じている。あまりプラス効果のなかったのは「便秘解消」「減量」「腰痛の回復」などである。
2)マイナス効果
マイナス効果となった項目は、「腰痛の悪化・腰痛になった(11.1%)」「体重の増加(9.8%)」などであるが、いずれの項目でもプラス効果よりも多くなったものはみられない。種目別では、「綱引き」でマイナス効果を訴える割合が、他の種目よりもやや多い。

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