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[5]傷害・事故防止のための改善策

1)改善の有無について
傷害・事故を予防する観点から、実施している種目について「改善すべき点」があるとしたのは、平均すると20%であった。種目別にみると、?@ソフトバレー(30.9%)、?A綱引き(27.3%)、?Bユニホッケー(23.5%)?Cゲートボール(22.0%)、?Dディスクゴルフ(21.4%)、?Eインディアカ(19.2%)、?Fバウンドテニス(18.8%)、?Gグラウンドゴルフ(18.0)、?Hターゲットバードゴルフ(15.8%)、?Iペタンク(14.4%)となっている。
2)改善すべき内容
種目別に、実施者が「改善すべきだと思う」内容について図表13に示した。「ルール」の改善が30%を超えたのは、グランドゴルフ、ゲートボール、ターゲットバードゴルフ、綱引きである。「用具」に関しては、ソフトバレーボールで30%を超えている。「練習場」については、インディアカ、ユニホッケーを除いて、30%以上が改善を求めている。特に、ターゲットバードゴルフでは70%、ペタンクでは57%を超えている。
ルールの改善についてはその種目の主旨・歴史性・独自性などがあり、根本的な改善は困難であろうが、安全対策の面から参加者の年齢・体力・技術に応じた追加的改善が考慮されるべきであろう。また、練習場の改善は安全対策の面からばかりでなく、普及発展のためにも整備が期待される。

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