日本財団 図書館


[1]愛好者のプロフィールからみた種目の特性

1)年齢
参加者の平均年齢は、当然のことながらそれぞれの種目の運動特性や普及状況によって異なっている(図表2)。最も平均年齢の高いのはゲートボール(69.0歳)で、最も低いのはユニホッケー(29.3歳)であった。
2)性別
男性の割合が多い種目はゲートボール、綱引き、ターゲットバードゴルフ、ユニホッケー・女性の割合が多いのはバウンドテニス、インディアカであった(図表2)。
3)若いころからの運動経験
ニュースポーツ愛好者の60%以上は若い頃から運動をしており、なかでもソフトバレーボール、ユニホッケー、ターゲットバードゴルフでは80%を超えている。生涯スポーツの振興には就学期からの運動習慣の形成が重要であることを示唆する結果である。
4)喫煙率
わが国の20歳以上の喫煙率は36.3%(男性58.8%、女性15.2%=1995年・日本たばこ産業株式会社調べ)であるが、本調査には未成年者も若干名含まれており単純に比較は出来ないが、全国平均よりも低い傾向であった。
5)飲酒率
男性の割合が多い種目ほど飲酒率が高い傾向があるが、48.8〜71.7%といずれの種目も半数以上の人が飲酒習慣を持っている。
6)朝食の習慣
朝食の習慣については、平均年齢の低いユニホッケーで72.6%と低い数字となっているが、その他の種目ではいずれもほぼ90%以上の人は毎日朝食を摂っている。

013-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION