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は鋼管によって構成されるトラスで延長は238mであり、扉体と球面ヒンジをつないでいる。球面ヒンジは当構造物の要の部分であり、波や干満等の変化に追従できる柔軟性と、35000tfの水圧荷重に耐えうる強さとを求められており、様々な水理実験・シュミレーションによって構造が決められている。
この防潮ゲートは、船舶航行の障害にならないよう常時は両河岸のドライドックに格納されている。高潮災害が予想されるときには、ドライドックに注水し扉体を浮き上がらせた後、防潮ゲートは駆動装置によって川の中に送り出され、2組の扉体の結含後に注水・沈設して防潮ゲートとしての機能を発揮させるものである。

 

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d)オペレーション
このゲートの制御はBOSと呼ばれるコンピューターシステムによって行われる。このシステムでは水位変化や天気予報に基づき閉鎖の可否が自動的に判断され、ヒューマンエラーによるトラブルが回避できるようになっている。ロッテルダムにおける水位がAOD+3.2mになると予想されるときにゲートは閉鎖される。

 

 

 

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