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から、次の太い薪に燃え移らず、かえって煙が出て、せっかく燃えている下の火を消す結果になります。

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薪の組み方は、通常の場合、枠の薪に概ね平行くらいか、先端が接する位、各薪の間隔は薪の太さ以上にしないのが一般です。長時間火を燃やす必要があれば、更に太い薪を燃やし続ければよいが、キャンプの炊事(飯盒)では、この程度の太さの薪で十分です。
釜を使用する場合も、薪の追加で十分です。
★参考
以上は焚火の一例ですが、これは良く乾いた薪の場合を想定しています。
◎薪が湿っている場合は、燃やし付けのための材料も2倍以上準備して燃やし付け、燃え上がった後も同様で、2倍以上の量の薪をくべなければ煙るばかりで燃え上がりません。
◎煙の出る原因は、薪が燃える温度までに達していないか、空気が十分に送り込まれていないからです。湿った薪は、燃えることによってその薪から水蒸気が蒸発し始め、それが焚火全体の温度を下げているのです。
雨が降っている場合は、空気中の湿度により、もっと燃えにくくなります。
気温の低い時は、さらに燃えづらくなります。
◎また、薪が湿っているような状態では、降雨で地表面も濡れている場合が多く、薪が燃え始めると同時に地表面から水蒸気が上がり始め、焚火の温度を下げ、煙って燃えなくなります。
普通、地表面に薪や平らな石を隙間なく揃えて並べ、(石英の混ざっている石は、炸裂するので危険で使えません)その上で薪を燃やしますが、週刊誌を開いた上とか、新聞紙を厚く敷いても良く、アルミ箔でもよいのです。
金属の板があれば最良です。
◎火種の保存
原始的な方法で火を起こすことは、大変な労力が必要です。
ブラジルの原住民が私に、「火を起こせなくては男ではない。だから女は火を守るのだ。」と話しました。

 

 

 

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