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日本の献体四十年

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


浜松医科大学の献体22年の歩み

 

浜松医科大学

 

昭和49年6月7日に開学して、今年で満22年を迎えた本学には献体団体が二つあります。その一つの団体は、大学に事務所を置く「白菊会浜松医科大学支部」です。開校まもなく大学独自で献体団体を設立するにはなかなか困難な状況にあったため、当時東京大学医学部内に本部を置く「白菊会」に加入させていただくこととなり、本部に加入申請を行い、7月11日付けで支部の設置が認められました。その後、大学では各市町村、福祉関係施設を訪問し、献体に関するご理解とご協力・ご支援をお願いしてまいりました。
また、さらなる啓蒙を推進するため、昭和56年10月の支部懇談会において会員である杉山勝蔵氏(静岡市在住)を支部の代表者に選出し、昭和57年6月に静岡市内に、昭和60年12月には沼津市内に献体相談所を開設して、杉山氏が中心になって積極的に啓蒙活動を開始し、平成7年3月まで相談を行ってまいりました。
もう一つの団体としては、聖隷福祉事業団本部(浜松市住吉)に事務所を置く「新天会」があります。新天会は、昭和49年10月に「浜名湖エデンの園」にて前社会福祉法人聖隷福祉事業団最高顧問・学校法人聖隷学園長であった故長谷川保氏により設立された外部篤志団体であり、自らが会員第一号として登録され、以来献体活動の進展に寄与されてきたところです。
以上のように、本学は二つの団体により、会員の募集を行ってまいりました結果、昭和58年頃から毎年170〜200名程度の方が登録されるようになり、平成7年3月末現在の会員数は1,800名弱になりました。それに伴い、平成4年度から献体者数が多くなり、大学でお預かりする場所の狭隆化、遺骨返還までの長期化等の問題が生じてきました。このため、平成6年度から当分の間、新規入会の受付を保留することとなり、入会希望者には誠に申し訳なく思っております。
平成8年3月末 白菊会(生存1,356名、物故515名、計1,871名)
登録状況 新天会(生存345名、物故247名、計592名)
合計(生存1,701名、物故762名、計2,463名)

 

本学では、毎年10月の第四木曜日に体育館で無宗教により、慰霊祭を行っております。(写真)

 

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