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2.2反射波低減方法の水槽試験

 

2.2.1目的
反射波低減方法の検討により選定された4種の低反射構造物を大型防波堤の波側前面に取り付け、反射波低減効果の調査を行うこととした。

 

2.2.2供試模型
供試模型は、「中古VLCC利用による外海工事用仮設防波堤の研究」の平成6年度研究において製作した模型を原船型とし、それに低反射構造物を取付けて低反射型の大型浮防波堤とした。
供試模型(原船型)要目を表2.2-1に示す。
また、4種の反射波低減機構の模型の組立図を図2.2-1〜図2.2-4に示す。

 

2.2.3試験の方法
(1)試験配置
水槽実験は、三菱重工業(株)長崎研究所 耐航性能水槽の2次元水槽において実施した。2次元水槽はL×B×D=30m×1.5m×2.5mの水路である。

 

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