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世界義勇消防連盟事業

世界中の義勇消防団員を中心とした国際交流の活発化を図ることによつて、各国消防の発展と国際親善の増進に寄与する目的で、1982年12月1日世界義勇連盟が17カ国参加のもと結成された。
現在の加盟国は、146カ国・地域
<事業の概要>
1地域総会事業
加盟国をアメリカ地域、アジア・オセアニア地域及びヨーロッパ・アフリカ地域の3地域に区分し、いずれかの地域で地域総会を実施する。さらに全地域参加による総会を4年に1回開催するもの。
平成8年度は、9月30日かに10月2日までの3日間、ペルー共和国リマ市において第4回アメリカ地域総会を開催した。
(参考)別添世界義勇消防連盟規約
2消防技術援助事業
消防資機材及び消防技術が十分でない発展途上国に対して、消防自動車等の供与、消防技術の向上を図るための専門家の派遣等を行うもの。
3基盤強化事業
加盟国から寄せられた災害情報及び消防情報などを、1年に1回機関紙に掲載し加盟各国に配布するもの。
(参考)別添「世界義勇消防連盟の案内」等

事業の成果

1総会事業
世界義勇消防連盟第4回アメリカ地域総会を、ペルー共和国リマ市においてペルー共和国大統領をはじめペルー共和国政府関係者、国連人道問題局代表、国際消防技術委員会会長、在ペルー各国大使等の来賓を迎え、35カ国53名の各国代表、そして日本の海外消防事情視察団及びペルー共和国消防関係者等約1,100名の参加のもと開催した。
この地域総会においては、連盟は地球環境の保全と、各種災害から国民の生命等を守るため、連盟結成の趣旨に沿い、きたるべき21世紀に向けて力強く、一層の努力を重ねていくことを趣旨とした「第4回アメリカ地域総会宣言」が行われた。

 

 

 

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