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どが平野地で、町の東の集落から西の集落まで車で1時間を要する。人ロは約7200人で、高齢人口は約19%を占める。町の基幹産業は農業で酪農が主体である。

当院は大樹町とその周辺町村の一部、人口で約1万人を診療圏とする病床数86床の一般病院である。交通外傷などの救急医療から訪問診療・看護まで行っている。診療科目は、内科、外科、小児科、整形外科、眼科の5科である。職員総数は79名で、常勤医師は内科医2名、外科医1名である。整形外科は週2日、眼科は週3日、パート医により外来診療が行われている。看護婦25名、保健婦1名である。1995年の年間入院患者数は599名、一日平均外来患者数は142名、年間救急患者受入れ件数は127件である。


III.包括呼吸リハ実施へのプロセス

表1に示す日程で包括呼吸リハの導入をはかった。

A.包括呼吸リハチームの発足

1995年10月1日、医師1名(院長)、看護婦6名(婦長を含む)、病院保健婦1名、役場保健婦2名、理学療法士1名の計11名からなる包括呼吸リハ・チームを院内に発足した。チーム・メンバーのいずれも今までに包括呼吸りハの指導経験はなかった。

B.東京都老人医療センター呼吸器科スタッフによる事前研修

1995年10月9日、東京都老人医療センター呼吸器科のスタッフ7名(医師3名、看護婦3名、事務局1名)が来院した。翌10日、当院にてチーム。メンバーに対する包括呼吸リハの事前研修が同スタッフにより約6時間をかけて具体的に行われた。研修テキストには同スタッフによって試作された「包括的呼吸リハビリテーション・スタッフ・マニュアル」が使用された。

C.チーム・メンバーによる包括呼吸リハの自己学習

研修後約3か月間、チーム・メンバーは研修に用いた「包括的呼吸リハビリテーション・スタッフ・マニュアル」を読みなおし、研修内容の理解を深めた。さらにメンバー全員に「呼吸リハビリテーション・プログラムのガイドライン」と「自分でできる

 

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