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開発されるでしょう。

 

2. 酸素供給源とその種類

 

酸素供給源は大きく分けると、
1)酸素ボンベ、
2)配管酸素(病院などでは数個の大きな酸素ボンベを連続して、そこから配管している)、
3)酸素濃縮器、
4)液体酸素装置、
5)携帯用酸素
があります。

 

1)酸素ボンベ
これは一般にもっともよく用いられるもので、酸素を圧縮して充填したものが酸素ボンベで、これには内容積によって500l、2000l、3000l、6000lなどがあります。取り扱い上の注意は成書に譲りますが、とくに可燃性であること、またガス漏れに注意すること。ボンベに衝撃を与えないこと、直射日光や熱源の側に置かないなどを厳守します。また加湿瓶の内側を清潔に保つこと、できるだけ流量計を付け(酸素取扱い業者にいえば持ってきます)、流量計の目盛りを読むときは、丸いボールはボールの中心で読み、コマならその上線で読みます。在宅で行う場合にはとくにボンベが空にならないうちに交換をしなければならないので、急の間に合うためには予備のボンベ(小容量でもよい)を備えておく必要があります。

 

2)配管酸素
これは病院などの施設にあるもので、とくに説明は要しないでしょう。

 

 

 

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