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4.コンテナについて

(1)コンテナができるまえ

アルミ製の丈夫なコンタナができるまえ、荷物は布の袋や木の箱、たるなどに入れられて運ばれていました。しかし荷物の重みで下の物がつぶれる、雨で荷物がいたむ、陸揚げしてから運ぶのに時間がかかる、など多くの問題点がありました。
そこで考えだされたのが「コンテナ」です。コンテナは丈夫で、水も入らず、陸揚げされてから直接トラックで運ぶこともできるようになりました。
こうして今までの船での輸送の欠点をいっきに解決し、多くの荷物を、安全に、確実に、早く運ぶことができるようになりました。

(2)コンテナとは…

コンテナはカセットテープと同じ様に世界のどこの国でも同じ大きさです。
大きさ2種類あって、縦横は2.4mで、長さは20フィート(6m)のものと、40フィート(12m)のものがあります。40フィートの万が多く使われています。

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(3)コンテナ船

コンテナを運ぶ船を「コンテナ船」と呼びます。大きさはいろいろありますが現在、船の大きさはどんどん大型化しています。
現在、東京港に来るコンテナ船のうち、最大級のものは6万トンクラスがあります。これからはさらに大きくしようとする計画があります。大型化するコンテナ船に対応して、ふ頭も受入準備を進めています。

 

 

 

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