（2）輸入食品と東京港

東京港で扱う貨物の中で、わたしたち都民の毎日の生活に、かかすことのできない食料品は国内の他地域はもちろんですが外国からの輸入でもその多くがまかなれています。

●麦・豆類

わたしたちが、毎日のように食べるパンやうどん、お菓子などを作る小麦粉の原料は小麦です。この小麦は、カナダ、アメリカ、オーストラリアの国々から運ばれてきます。その量は、およそ36万トンにもなります。

大豆やとうもろこしは、5万トン入りました。大豆は、とうふやなっとう、みそになります。

●魚介類

いか、えび、まぐろなど、魚の大部分が冷凍魚として港につきます。年刊の入貨は約96万トンですが、そのうら、役92万トンは輸入品です。

アフリカの大西洋側にある、カナリヤ諸島付近でとれるいかやまぐろ、インドネシア・スペインのえび、アメリカやカナダの数の子・いくらなどが入っています。

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