日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 歴史 > 地理.地誌.紀行 > 成果物情報

シルクロード地域各国観光情報収集調査 中国(河西回廊)編

 事業名 アジア太平洋地域の国際観光交流促進
 団体名 アジア太平洋観光交流センター(APTEC) 注目度注目度5


 

ほうにある小さな石窟などは今どうなっているのか、私は非常に心配をして危惧しているところでございます。
そういったことをご紹介して、とにかく皆様方にもぜひ、これは恐らく観光事業の一番の資源になるものなのです。そういうものが今崩壊に瀕しているということに対しての認識と、保存運動についての強い関心と、そして積極的なご助力をしていただけたら幸いと思います。
それでは後はひとつスライドをお見せして、今私が説明したものを実際にご紹介したいと思います。スライドお願いいたします。

 

(以下 スライドによる説明部分 省略)

 

ちょうど時間になりましたので、私の講演は終わらせていただくのですが、最後に現在のアフガニスタンがどうなっているかということをお話しします。
これは安井浩美さんというカメラウーマンの方がお撮りになった現在の力一ブルの博物館の内部の様子ですけれども、写っている彫刻は、我々が博物館に入ってすぐ見ることができる、「カニシカ王の像」と呼んでいる像です。これがまだ現在もとのままの状態で残っているという点では非常にうれしいのですが、ただ周りは全部荒らされて、床はいっぱいに物が散らかっているという状態であります。
カーブル博物館の入口すぐ前のところに礎石が置いでございますが、この礎石が実は私たちが発掘いたしましたクンドゥズのテペ遺跡から持ってきて、置いてある礎石なのです。それが今でも残っていることは確かであると。しかし、ああいうふうに内部が散乱しているような状態で放置されているというのが心配なのです。
上のほうが今のカーブル・ミュージアムの建物の状況です。屋根は全部吹っ飛んでおりまして、2階の窓などが開いているような感じがわかります。下のところは、部屋の中の様子があんなに散乱しているということです。
きれいな部屋があったのですけれども、今はもうこういう状態であります。こういう状況を見ると本当に心が痛むわけであります。何とか早く戦争が終わってくれないだろうかと、戦争中でもいいから、こういう貴重なものはユネスコあたりでこれを安全に保護するような方法はないものだろうかということを痛切に感じている次第でございます。
さきにお見せしたような遺物も全部この博物館にあったのです。現在はほとんどこんな状態ですから、あれらのものがいったいどうなってしまったのか、あるいはもうなくなっているのか、散っているのか、そういうことが私には非常に気がかりなのです。
どうもありがとうございました。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,206位
(31,571成果物中)

成果物アクセス数
7,903

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年12月7日

関連する他の成果物

1.世界観光統計資料集 1997年版
2.観光に関する学術研究論文?入選論文集?
3.アジア太平洋地域の国際観光交流促進シンポジウム報告書
4.海外からの観光客誘致に関するアンケート調査報告書
5.APTEC都市観光シンポジウム報告書
6.奈良・シルクロード・トラベル・フォーラム報告書
7.1995年 国際観光概論
8.「アジア太平洋地域の国際観光交流促進」の報告書
9.マルチメディア社会に対応した観光情報基礎調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から