会社では環境に関する仕事に長く携わっていますが、今日の参加に当たって私個人としては何か環境に良い事をやってきたかと考えると、余りやっていない。せいぜい、煙草を吸わないので空気を汚さないくらいです。今回のシンポジウムを通じて、一個人としてもできるだけ環境に良い事をやっていきたいと思います。
◆小 室………BE−PALの小室です。私自身の自己紹介と言うより、BE−PALというアウトドアライフの雑誌を通じて情報発信していますのでBE−PALの自己紹介をしたいと思います。
BE−PALは、今から16年前、1981年の6月に創刊されたアウトドアライフマガジンです。今でこそアウトドアライフということが一般に浸透してイメージがつかめるようになりましたが、当時はアウトドアライフという言葉を聞くと、登山の雑誌かと言われました。それから2,3年してようやくアウトドアライフという言葉が浸透してきました。
今現在の読者の平均年齢は、30代半ば前後くらいが一番多くて、もちろん若い方やお年寄りの方にも読んでいただいているんですが、結婚して小さな子供がいるファミリー層が読者の中心を占めています。
アウトドアライフというと、自然の中で楽しむという事で、環境問題を抜きには語れないものです。たとえば、RVがブームになりかけてきた頃、どんどん森の中に入って自然破壊をしているのではと言われたりしました。
BE−PALという誌名の由来は、”Be Frend With Nature”(自然と友達になろう)を縮めて、友達をPALという言葉で置き換えたものです。今日はBE−PALが考えている、自然の中でやさしく遊ぶにはどうしたらいいか、大きく言えばBE−PALが考える環境問題についてお話したいと思います。
◆杉 山………それでは、「ローカルアジェンダ21高知」の策定に当たりまして中心的なご活躍をされた今井先生の方から、内容のご説明をいただきたいと思います。
◆今 井………皆様お手元に概要版をお持ちと思いますが、これまでの取り組みについて少しお話しします。地球規模の環境問題というのは、私たちひとりひとりがどう行動するのかという行動計画を立てて、実行していかねばなりません。「ローカルアジェンダ21高知」というのは、高知県の中で何ができるか、何をするかということを指針としています。
地球規模の環境問題には9つのテーマがあります。テーマごとに、私たち県民・事業者・行政がどうするかということをまとめたものが概要版に載っています。今まで3回の会議を持ち、6ヶ所の広域圏別学習会を行いました。そこでさまざまなご意見をいただいたわけですが、1,2例ご紹介しますと、最近里山にいろいろな野生動物が下りてきて、畑などを荒らすという話があります。原因を考えると、森が荒れて、動物の食べ物が無くなったということがある。その背景には自分たちの便利さがあるのではという話でした。
それから、水を大事に使うために節水コマを入れましょうとご説明すると、それは最初から水が出過ぎないものを作るべきではないか、環境にやさしい道具を作る側から考えてもらった方が良いのではというご意見もいただきました。また、生ゴミを肥料にする活動