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りたい。
周東総合病院
金子恵子
車窓の景色も、ギラギラと照りつけていた。夏の太陽が嘘のように秋色に変わり長かった講習会も終わろうとしています。
今回講習会に参加できて、嬉しかったことは、自分自身の視野が外に向かって大きく開かれたように感じられることと、学ぶことの楽しさ、喜びを体験できたことです。
臨床で長く働いていることで、知らず知らずのうちに片寄った物の見方や、考え方になっていたことに気づくことができました。
患者さんの心、学生さんの心、知ろうとしなければ知らずに終わってしまうことだけど、これから看護婦として働いていくなかで大切にしていきたいと思います。
周東総合病院
堀江小弓
夏まっ盛りの中に始まった研修は、私にとってカルチャーショックの連続でした。日々の業務に追われ、考えることを忘れていたことを思い知らされたからでした。しかし、さびついた頭脳を酷使して、知識を吸収する作業は、久々に新鮮で楽しいものでした。
グループ学習では、夜中に何度も目がさめるほどはまり込み、苦しい思いをしましたが、暖かい仲間に助けられ、乗り越えることができました。皆で力を合わせて一つの物を作り出すことの困難さを知りましたが、でき上がった時の達成感は何物にも勝ると思いました。
足かけ3ケ月の長い研修が終わる頃には、秋風がふいてきました。お世話になった皆様とのつながりは一期末代大切にしていきたいと思います。そして、この研修で得た数々の宝物を後輩諸君に伝えていけたらと思います。
“皆様ありがとうございました。”という気持ちでいっぱいです。
済生会山口総合病院
森春美
長い研修も終わろうとしている。県内の病院から46名が、この研修会館に集い机を並べ、ともに学んだ6週間。6週間前は誰も知らない人でした。終わってみるとずっと前からの知り合いの様に

 

 

 

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