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      TP:

?@呼吸器系の感染予防の為、含嗽をさせる。

?A尿路感染の予防の為許可範囲内での飲水をさせる。

?B身体の清潔を保つ。

?C皮膚を傷つけないようにする。

?D発熱時、指示により抗生剤の投与及び解熱剤を使用し、安楽を図る。

?E発汗があれば、患者の状態に応じて清拭・更衣を行う。

EP:

?@含嗽の必要性を説明する。

?A身体の清潔の必要性を説明する。

?B発熱時及び発汗時は、知らせるよう指導する。

・壮年期は、体力が衰え、老化現象の始まりである。また、自分の人生への受容の時期である。

・繰り返す、入院、長期療養、改善の遅い症状や、一人暮しで支持体制の欠如などにより予後に対する不安がある様子

その為疾病の理解と正しい健康管理のあり方を認識させ社会資源の活用について情報を提供することも必要になってくる。

?F疾病が長期化することによる予後と今後の療養生活への不安の恐れ ・患者は、疾病に対する正しい知識を持つことができ、望ましい身体状況を保持することができる

・患者は、自分の不安を認識し緩和することができる

OP:以下のことを観察し、アセスメントする。

・不安を示す行動や言動

・不安の程度

・同屋患者との交流状態

・疾患に対する知識

TP、EP:

?@不安について感情表現できるような治療的環境、人間関係を作る。

?A現在の病態、検査、治療処置、今後の予定について安心できるために必要な情報を、ケアをとおして提供し、説明を十分に行う。

?B疾患と疾患管理について、再確認しながら患者の理解度に応じた説明をする。

?Cセルフケアの不足のレベルや活動耐性を加味し、自己尊重と自己決定を促す為、患者と話し合いながらケア計画をたてる。

?D患者のライフスタイルにあった管理方法を、患者と話し合いながら考える。

?E必要に応じて社会資源の情報を提供する。

カウンセリング・ボランティア・ソーシャルワーカー・福祉制度

 

 

 

 

 

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