日本財団 図書館


 

III おわりに
今回、実習指導案作成にあたり全身清拭というテーマをあたえられ、私たちは今なぜ全身清拭なのか、を考えた結果、以下の事が分かった。
1. 現状の蒸しタオルによる清拭では清拭の効果が十分にえられない。
2. 石鹸の適正な使用方法。
3. 清拭は看護婦が行うべき科学性をもった専門的援助技術である。
以上の事をふまえ、学生指導を行う際には再現性・合理性・客観性・論理性をもって指導しなければならないと学んだ。
参考文献
1)氏家幸子:看護技術の科学的実証 メジカルフレンド社 1978
2)佐藤みつこ他:看護教育における授業設計−指導案作成の実際−医学書院1993
3)日野原重明:看護は観察で始まる学習研究社1984
4)森亘他:看護の人間科学 文光堂 1987
5)高松悦子他:清拭時に使用する湯の温度とウォッシュクロスの表面の温度の関係についてクリニカルスタディ 1994
6)川島みどり編:日常ケアを見直そう?@ 医学書院 1993
7)川島みどり:看護技術の安楽性 医学書院 1956
8)氏家幸子:基礎看護技術 第2版 医学書院 1988
9)吉田時子監修:標準看護学講座 第13巻 基礎看護学?A 金原出版1993

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION