六. 子ども達とともに
田中純子(仮名)
〇はじめに
私共は15年経っても子どもに恵まれませんでした。その間には色々と自分なりに社会にも目を向けながら若い頃より学んできた洋裁教室や又婦人の集まり等やってまいりました。でもやはり家族としての子どもが欲しいと思い、単純に子どもを持ちたいから発展して育てたいと思うようになりました。その頃里親制度のある事を聞き、児相を訪れたのでした。丁度審査が近い内にあるとの事でタイミングもよかったようです。
時は流れて現在は最初の子どもが与えられ15年、上の男の子が23才、中の男の子が20才、下の女の子が12才と3人の子宝に恵まれ、我が家は上2人は入籍済み、下の女の子は15才を待って入籍予定です。
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