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  3 西諸・全県の観光リゾート施設との薬草を介した連帯の考え方

 地域資源作物開発センター(仮称)と西諸・全県の観光・リゾート施設との薬草を介した連携の分野は、以下の2つに集約される。

 

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  A.技術実証・情報提供機能を介した連携

《技術実証による連携》

 薬草栽培、食用開発などの技術・ノウハウを提供する機能である。当面、直接の指導は別機関との連携を前提としている面はあるが、この機能を通じて、主に農業者、農産加工者サイドとの連携を促進する。

 

《薬草リゾート情報提供による連携》

 薬草などを活かしたヘルスリゾートの技術・ノウハウなどの情報を提供する役割、具体的には、主に薬膳・健康郷土料理、薬草・ハーブ園及ぴ香り公園、薬草浴利用、薬草エステティックなどの地域への導入に関する事倒、ノウハウ情報などの提供である。したがって、この機能を介して、全県的な連携・交流を促進する。
 また、観光・リゾート情報のネットワークを背景に敷いた展開となるため、観光情報授受の面で広域的、全県的な連携を図る。

 

  B.会議・研修等を介した連携

 これは、Aで示した技術・ノウハウを実験・実習・講義などを通じて人的に移転する研修機能を軸に、情報交換や開発を本施設で行うもので、この研修などを通じて全県との連携を図る。

 

 

 

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