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第3章 西諸地域ヘルスリゾート構想(健康の里)

  1 西諸地域のヘルスリゾートの基本コンセプトと展開の方向

   (1)基本コンセプト

 ○ 今日、人々のニーズはより“高度化・個性化・多様化”しており、特に“健康”への関心は、日常生活とともに、観光・リゾート活動のなかでも強く求められてきている。それは、自然環境のなかで心身をリフレッシュさせ美しくなることと同時に、いわば“不老長寿”を求めるより根元的な活動、具体的には生命の元になる“食”を介在させた自然食、健康食などの志向として表れてきている。
 ○ この“食”は郷土料理に象徴されるように、地域の素材が活用され、地域風土のなかで食されるという地域循環性をもつものであり、食をテーマとすることで地域性・固有性がより析出されてくるものでもある。
 ○ その視点から西諸地域を捉えなおしたとき、次のような資質が内在しており、健康志向への対応力を十分に有していると思われる。

 

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 ○ そこで、西諸地域のヘルスリゾートの特色付けとしては、今後さらにニーズが深まる“健康”に対して、本地域が有する自然環境をべ一スとした様々な資質

 

 

 

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