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序 調査研究の狙い

  1 調査研究の目的と視点

 本調査研究の目的は、「ヘルスリゾートみやざき(仮称)」を推進する視点から、宮崎県西諸地域(小林市、えびの市、高原町、野尻町、須木村)を調査対象地域として、凄山村地域が有する薬用植物などの地域資源を活かしたリゾート振興による農山村地域の活性化方策を検討することである。

 

 検討の視点は、以下の3点に集約される。

 

   1 ヘルスリゾートを展開する上で、薬用植物や山野草(以下、広義の意味で「薬草等」と略)を有効な資源と位置づけ、それを活かしたリゾート振興の方策を検討する。

   2 宮崎県の農政サイドで検討中の「地域資源作物開発センター」と連蠣を図りながら、観光・交流拠点の形成の在り方を探る。

   3 1、2を踏まえ、「薬草等」を活かしたヘルスリゾートを西諸地域及ぴ全県的な観光・リゾート振興に結びつける方向性を検討する。

 

  2 調査研究の内容

 主たる検討項目は次のものとする。

 

 (1)西諸地域の地域特性と関竈計画の動向

   ○地域特性

   ○観光・リゾート特性

   ○西諸地域に関する関連計画の動向

 (2)西諸地域におけるヘルスリゾートの展開方向

   ○ヘルスリゾート需要の動向

   ○西諸地域のヘルスリゾートの基本的方向

 (3)西諸地域ヘルスリゾート構想(健康の里)

   ○西諸地域のヘルスリゾートの基本コンセプトと展開の方向

   ○地域資源作物開発センター(仮称)の整備

 (4)今後の課題

 

 

 

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