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行政区域をこえた連携による地域振興策と新たな交流圏の設定に関する調査研究報告書(駿河路・甲斐路広域交流可能性調査)

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


第1章 広域交流の現状と課題

 1 成熟化時代へ

 現在、わが国は大きな転換点を迎えつつあり、成長段階から、人口、生活・文化、産業のすべての面にわたって、成熟期を迎えている。(図表1参照)

  1. 人口  中高年化が進むとともに、子供〜若者の大幅な減少が進み、更には人口減少時代を迎えると予想される。
  2. 生活・文化  一増大する中高年の生活・文化の比重が増大し、若者中心の文化や消費からの転換が予想される。
  3. 産業  不足時代から過剰時代を迎え、需給ギャップを追いかける生産から、需要創造型の産業の育成が課題となるとともに、国際ネットワーク生産時代を迎え、従来型の国内産業の空洞化が予想される。

この成熟時代の、生活・文化、産業等に関わる特徴は次のとおりである。

 (1)量から質の時代へ

 成熟化時代においては、量的な充足から、生活・文化の質の向上、多様化や個性化、高度化、新たな需要創造・生活創造型の産業振興が課題となる。

 (2)開発から更新ヘ

 ストック継承が進み、地球環境の制約のもとで成熟化時代を迎え、地域基蠣、生産・生活基蠣等の整備は、開発中心から、継承一更新整備への移行が課題となる。経済成長率3%として平成22年には、公共投資の60%が維持・更新投資になるとの予測もあり、継承したストックを計画的に更新することが大きな課題となる。

図表1 成熟化時代の都市発展のイメージ

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更新日: 2020年7月4日

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