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4.ACTlON  PLAN推進のための構想〔案〕

 

(1)宇都宮市街地におけるイベント開催

 都市観光振興の起爆剤として、大通りなどを中心としてイベントを開催し、世界に向けて市街地を中心とした宇都宮のすばらしさを知ってもらう。また、これを機会にリピーターを確保し、中心市街地の観光による活性化を図る。また、一過性のイベントとしてだけでなく都市基盤整備といったハード面と連動したものとする。

 

  都市観光祭

 

2001 UTUNOMIYA HUMAN AXIS

 

 宇都宮の都市空間上の大きな特徴は大通りとそれに乗る都市軸である。交通動脈としての南北の縦軸に対してヒューマンな都市機能が東西の軸上に配置されており、まさに人間軸といえる。2000年は大通り拡幅工事開始から50年に当たり、宇都宮市の都市整備上記念すべき事業開始年である。そこで大通りを中心に東西軸上先端技術とアートの実験的表現の場としてTECHNO−TOWNART展を開催するなど都市舞台化を組立てる。また21世紀を迎える2001年を新たな宇都宮の幕開隼として位置付け、これを契機に新しい世紀に向けた夢を宇都宮の都市的ビジョンとして打ち出し総合的都市イベントとする。

 

 アーバンフェスク

 

2001 UTUNOMIYA HUMAN

TOWN CORE

 

 

 中心市街地の枢要な地区に再開発を行い、観光資源性を強く付与したアミューズメント機能、商業機能、集会機能など多機能を複合化した都市内都市ともいうべき施設を集中的に設置し、周辺地区を巻込み官民協力してTOWN COREの形成を図る。新しい世紀に向けた夢を宇都宮の都市的ビジョンとして打ち出し、総合的都市イベントとする。

 

 なお、両祭の合体、併催などもできれば、より効果的なイベントとなる。

 

 

 

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