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していない状況にある。

〔都市観光資源に関する課題〕

○新たな観光資源への期待

 ・宇都宮市の都市観光の一つとして、産業観光、ファクトリーパークなどが新たな観光資源として期待できるが、修学旅行、研修旅行などの誘致のための広告、宣伝など、総合的な対応が不十分である。

○入込客の多くはビジネス関連であり、少ない観光目的の入込み

 ・現状の観光資源の状況は、歴史的遺産は大谷地区と中心市街地西側に集中し、家族対応の施設は中心市街地より北側に多く分布している。そのほとんどが市内及び周辺地域の住民対応施設であり、全国から観光を目的とした人々が訪れるような観光資源が見当たらない。また、史跡なども観光資源として有効に活用されていない。

○著名なシンボル施設の欠如

 ・地元対応の諸施設はかなり充実してきているが、宇都宮から連想される全国的に名の知れた場所、街路、施設、特産品、名物、祭り、イベントがない。

 ・温泉、食事、ナイトライフといった宿泊の要因となる施設や関連サービスが欠如している。

○主要な歴史的文化財、歴史的景観の焼失

 ・宇都宮城はじめ中心市街地は、戊辰戦争と第二次世界大戦の宇都宮大空襲の二度にわたって焼土と化し、歴史的文化財、歴史的景観が失われた。

○目立たない個性的な都市景観

 ・中央通り、釜川プロムナード、オリオン通りなど見るべき都市景観があるが、一般的でシンボル性がなく目立たない。また、歩きたくなる街路がネットワーク化されていない。

○シンボル的都市空間の欠如

 ・文化施設など広域対応の主要施設が分散しているため宇都宮を代表する大きなシンボル都市空間がない。

○市街地内公園緑地等の不足

 ・平成8年を初年度とする「第6次都市公園等整備五箇年計画」によると、公園緑地などの市民一人当りの面積は、2000年(平成12年)度末までに概ね10m2/人とされているが、宇都宮の平成6年における市民一人当りの面積は6.6m2/人である。

 

 

 

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