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(注)本土と各島の距離は、港からの航路距離を示す。したがって、本土からの直線距離とは異なる。資料:財団法人目本離島センター「離島振興ハンドブック」(平成8年3月)
 

(2)視点

ア「外海小型離島の概念」

 国土庁では、離島の立地条件から、その性格類型を「内海・本土近接型離島」、「外海・本土近接型離島」、「群島型離島」、「孤立大型離島」、「孤立小型離島」※に分類している。
 今回調査研究する「外海小型離島」の概念は、国土庁の概念区分に準ずると、「外海・本土近接型離島」の類型に相当するが、調査対象離島7島のうち国土庁類型の「外海・本土近接型離島」は小川島、加唐島、松島、馬渡島、向島の5島で、高島、神集島は唐津湾内にあるため「内海・本土近接型離島」に区分されている。
 そこで、この調査では、「外海小型離島」を、大枠として、国土庁類型に準じて「本土近接型離島」と広く捉え、内海型、外海型を含めて、「本土の中心的な都市から航路1時間圏内にある人口5,000人未満の離島(小離島)」と規定する。
 

 

 

 

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