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2.アジアコンテナ航路の開設状況

 

 九州・山口の港湾におけるアジアコンテナ航路は、ほとんどが北九州港と博多港に集中している。
 両港以外では、下関港、長崎港、大分港、細島港、志布志港がアジアコンテナ航路を開設しており、九州・山口においては熊本県、佐賀県以外では全ての県でアジアコンテナ航路が開設されていることになる。
 開設時期をみると、下関港の関釜フェリーが昭和45年、志布志港の束南アジア航路(南泰海運)が平成元年であり、これ以外(下関港:韓国1社、長崎港:中国1社、大分港:韓国2社、細島港、韓国2社、台湾1社)は全て平成4年以降の開設である。そしてそれらのほとんどは週1便ないしは2便のウィークリーである。

 

 

表8-2-1 アジアコンテナ航路の開設状況

[ 北九州港 ]平成7年12月1日現在
航  路 船     社 便 数

主な寄港地

航路開設年月

北米西岸

TRNSPOTACION
MARITIMA MEXICANA

2便/月

ロサンゼルス、マンサニーヨ、
カルデナス、ロングビーチ
平成6.9

近東・地中海

日本郵船、大阪商船
三井船舶

1便/月

ポートサイド、アレキサンドリア、ベイルート、 リマソル、ラタキア、イスタンブール、リジェカ 平成2.1

東南アフリカ

大阪商船三井船舶、川崎汽船、
NEDLLOYD LINES、 SOUTH AFRICAN MARINE CORP

2便/月

基隆、香港、シンガポール、ダーバン、ポートエリザベス、ケープタウン、ヨハネスバーグ 昭和59.5

オーストラリア・
ニュージーランド

大阪商船三井船舶、日本船舶、
P&O SWIRE CONTAINES LTD

2便/月

釜山、基隆、香港、オークランド、ウェリントン、リテルトン、ポートチャーマーズ、ネーピア 昭和62.7
MAERSK LINE

2便/月

釜山、シドニー、メルボルン、ブリスベン 平成5.9
川崎汽船、KNUTSEN LINE、
日本郵船

3便/月

フリーマントル 平成7.1
TASMAN ASIA SHIPPING

2便/月

オークランド、ネーピア、ネルソン、チマル、タウランガ、釜山 平成7.8

南太平洋諸島

ISLAMIC REPUBULIC
OF IRAN SHIPPING LINES

2便/月

ラエ、ポートモレスピー、キエタ、ラバウル 平成6.5

印パ・ペルシャ湾

東京船舶

3便/月

バンダルアッパーズ、バンダルホメイニ 昭和52

インドネシア

UNIGLOLY MARINE

4便/月

基隆、高雄、スラバヤ、ジャカルタ、シンガポール、ジョホール、マニラ 昭和62.12
CHENG LIE NAV CO

2便/月

基隆、高雄、香港、ジャカルタ、スラバヤ 昭和60.8
YANGMING MARINE
TRANSPORT CO
RT BAHAMA UTAMA LINE

4便/月

釜山、高雄、基隆、香港、マニラ、ジャカルタ、スラバヤ 平成7.2

タイ・インドシナ

大阪商船三井船舶 
INTER ASIA

4便/月

バンコク、レムチャバン 昭和56.12
日本郵船、HYUNDAI MARCANT
MARINE SIAM PQETRA INTL CO

4便/月

釜山、香港、バンコク、レムチャバン、基隆 平成5.5
HEUNG-A SHIPPING

4便/月

香港 平成4.6
ICNAL SHIPPING

3便/月

バンコク 昭和56
JUTHA MARITIME

2便/月

ホーチミン、バンコク  

 

 

 

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