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  (6)九州・山口地域発着内航船舶輸送量の推移

 さらに、内航海運の輸送状況について詳細にみるために、「内航船舶輸送統計年報」をもとに整理する。
 内航海運による九州・山口地域の発着貨物量は、87年度から91年度にかけて、内需主導型の好景気を背景に順調な増加が続いた。しかし、その後の景気が大きく後退するなかで個人消費や設備投資の落ち込みなどから、92年度、93年度は大きく低迷している。94年度、95年度は若干増加しているものの、発貨物では91年度水準にとどいたかというところであり、着貨物では91年度水準を大幅に下回っている。

 

 

 

 

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