
V.中国における寄生虫学研究状況の視察と学術交流
金田良雅
平成8年12月19日より12月31日までの13日間、以下の日程によって上海および北京を訪れ、研究所および大学を訪問し、学術交流を行った。今回は期間が短いため、中国国内の航空便、鉄道便の欠便などによる日程消化不可能という危険性を考えて上海および北京における交流に限り、余裕を持って作成したが、やはり航空便などの遅れがあり、大変きつい行程となった。しかしながら、これらの地における寄生虫学研究の中国における先端的研究の動向を知るとともに、各地の研究者との学術情報および意見の交換は十分に出来たこと、および赤痢アメーバ研究の基礎を築くことが出来たと考える。なお、この訪問に際して、旅券査証手続きなどでは中国予防医学科学院寄生虫病研究所馮正(Feng Zheng)所長のご協力を得ましたことには感謝申し上げます。また、各地の研究者たちとの訪問打ち合わせ、連絡等の手配には上海医科大学程訓佳(Cheng XunJia)副教授の大変なご協力を戴きましたことにも感謝申し上げます。
調査日程

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