日本財団 図書館


 

?Bホームページの明確な役割及びコンセプトの策定
企画段階でホームページが担う役割やコンセプトを明確化し、これを具現化することが重要である。
その際、住民に対しては、的確な情報提供サービスを実施することが必要であるため、住民のニーズを満足させる、きめの細かい情報を掲載したホームページを公開することが重要になる。
一方、地域外のインターネット利用者にもアクセスしてもらい、地域情報等を知ってもらうためには、地域の特性を考慮した情報の掲載が重要である。
(2)ホームページの制作段階
(1)の企画に基づき、個別の画面のデザイン、コンテンツ(内容)の企画、情報素材の収集、素材の加工等の制作作業を行う。
?@素材のデジタル化のルールづくり
ホームページ制作のための情報素材の準備を効率的に行うためには、前もって情報をデジタル化しておくことが有効である。これによって、情報の共有化も容易になるし、業務の効率化、高度化の観点からも重要である。
情報のデジタル化に当たっては、次の事項について業務の中でのルールづくりの検討が必要である。
○テキスト・数値データ
・日常取り扱う文書をワープロ等で作成してデジタル化しておき、各職員が必要とする場面で共有できるように、データの互換のための手順を予め確認しておく。
○画像データ
・素材となる写真は、色調・光量の調整を行った上で、スキャナ等の機器を利用してデジタル化して保存する。また、元の写真についても、再入力の必要が発生する場合を考慮して、体系的に保存しておく。
・既存の印刷物の版下等についても、印刷終了後にデジタルデータの形で保管する。(最近の印刷版下はデジタルデータとして制作・加工されるケースが多い。)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION