日本財団 図書館


272-1.gif

 

7.2.4 システムの設計

-1.制御システムの設計に当たっては、次の点を考慮して行う必要がある。

(1)システムの独立性

主機、可変ピッチプロペラ制御装置、ボイラ、発電装置及び推進補機の制御装置はそれぞれ独立のシステムとする。

(2)制御装置間の連携

複数の主機又は可変ピッチプロペラ、発電装置又は補機(作業用補機等を除く。)で同時に同一条件で複数台を運転するように設計されている場合には、これらの設備の制御装置間に連携装置を設けてもよい。

(3)制御特性制御対象の動特性に適合する制御特性を有し、外乱により誤動作やハンチングが生じないこと。

(4)インタロック想定される誤動作及び誤操作による機器又は装置の損傷を防止するためのインタロックを設けること。

(5)手動運転への切換え主機、可変ピッチプロペラ制御装置、ボイラ、発電装置及び推進補機の制御装置は、装置が故障の場合でも、手動で始動、

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION