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船舶電気装備工事ハンドブック・設計編

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


(8)契約が完了すれば、引続き実船業務として船主と建造仕様書について詳細な打合せが行われ、最終仕様が決定されると同時に船価が訂正され、最終船価が決まる。

(9)建造仕様書によって主要機器の注文仕様書を作成して資材部門に通知する。資材部門は、注文仕様書により製造メーカーを決定する。

(10)メーカーから機器の承認図が提出されてくるが、設計部門ではこれを十分に検討して、要すればコメントを付して承認返却するとともに、船主の承認を求める。この承認図の写しは、工場の検査部門へ送付され関連部門で利用される。

(11)建造仕様書、一般配置図、機関室全体装置図及び各種機器図を基に系統図及び機器配置図が作成される。これらは、工事用図面として出図されると同時に、船主及び運輸局・海運支局又は船級協会の承認を得るために、それぞれ送付される。

-2.電装業者における電装設計

造船所で電装設計を行わず、電装業者が担当する場合は、その担当する範囲によって異なることがあるが、ほぼ次のような流れとなる。

(1)船主から造船所に引合照会があった場合、造船所から電装業者に見積依頼がある。

(2)造船所から提示された仕様書と一般配置図によって、電気部の見積書を作成する。一般に重電機、無線・航海機器などの主要機器は、船主支給又は造船所手配となることがあるので、見積区分を明記しておく必要がある。

(3)造船所で船価をまとめ船主に提出して受注の運びとなる。

(4)造船所と電装業者との間で、設計及び艤装工事施工の契約が行われる。

(5)船主と造船所各部門担当技術者とともに電装業者も加わり、仕様書を基に基本設計のための打合せを行う。

 

 

 

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更新日: 2019年5月18日

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