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第6章 各部の取扱いと調整の要点

 

指示器のCRT面上に最良の画面を出し、正確な測定を行うためには、操作者は取扱説明書を熟読して、各部の調整箇所のつまみの位置やその機能を十分理解しておく必要がある。
操作パネルを見るとたくさんのつまみやスイッチ等があって、取扱いが非常に難しく煩雑に感じられるかもしれないが、一度それぞれの機能を十分理解してしまえば簡単に操作できるようになる。このつまみの大部分は指示器にあり、各機種により相違はあるが、各種レーダに共通な事項を記述する。

 

6・1指示器の操作法

取扱説明書に従ってレーダー装置を起動させ、各部のつまみの操作を大体次の順序により行う。(図6・1)

 

 

097-1.gif

 

 

?SOURCE電源
?TUNE同調
?SCANNER SW空中線スイッチ
?READY準備完了灯
?BEARING方位
?VERTICAL垂直
?HORIZONTAL水平
?VAR.MARKER可変距離目盛
?DIMMER照明
?OVERLOAD過負荷表示
?MARKER距離目盛
?STC海面反射抑制
?MULTI SWメーター切替スイッチ
?GAIN感度
?FTC雨雪反射抑制
?METERメーター
?INTENSITY輝度
?RANGE SW距離切替スイッチ
?SHF SW船首輝線スィッチ

 

図6・1 指示器操作箇所

 

 

 

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