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9. まとめ

今年度1年間、日本財団の補助事業として航空振興財団の主催により“ヘリコプター特性を考慮した方式検討分科会”及び“現行基準に基ずく方式検討分科会”という2分科会を持つ“ヘリコプターによる計器飛行方式等に関する調査研究研究委員会”を設置し、官民協力のもとにヘリコプターによる計器飛行方式等に関する調査研究を実施した。
今年度の大きな成果としては、以下があげられる。
・米国調査(HELI−STAR,GPS非精密進入、現行システムによる計器飛行)
・モデル・ルート(東京ヘリポート、伊豆愛らんどシャトル、但馬ヘリコミューク)によるIFR模擬運航の実施
来年度以降、今年度の成果を生かし前項で述べた作業計画に基づき作業を実施したい。重点項目としては、以下があげられる。
・モデル・ルートによるIFR模擬運航(次世代システム及び現行システム)
・次世代システムによるヘリコプター専用計器飛行方式実用化のための研究
ヘリコプターの運航に大いに寄与するヘリコプター専用計器飛行方式早期実現のため、今年度の成果が大いに活用されることを切望する。

 

 

 

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