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4 海外調査結果

日本におけるヘリコプターによる計器飛行方式案を作成するために、この分野では先述国である米国の現状及び開発状況について下記により調査を実施した。
1)調査日程及び訪問先
9月16日 アトランタ(ジョージア工科大学)
17日 チャタヌガ(アーランガ・メディカル・センター)
18日 ワシントンDC(FAA、HAI)
19日 ワシントンDC(Satellite Technology Implementaion社)
2)参加者
増子泰規 航空交通管制協会専務理事
大森軍司 東京消防庁装備部航空隊多摩航空センター長
韮崎孝昌 都心ヘリポート促進協議会会長
齋藤雅樹 川崎重工航空宇宙営業本部民間航空機部係長
4.1 HELI-STAR(Helicopter Short−Haul Transportation & Aviation Research)
1996年に開催されたアトランタ・オリンピックの際に実施されたヘリコプターによるオリンピック支援活動であり、GPS、データ・リンク等利用して飛行をおこなっていた。
今回は本プロジェクトの主な推進組織であるジョージア工科大学、FAA、HAIを訪問し、調査を実施した。本プロジェクトの最終結果は未だ報告されておらず、予定では1997年3月末頃とのことである。
1)名称
このプロジェクトは当初ASTS(Atlanta Short Haul Transportation System)と呼ばれたがその後、HELI-STAR(Helicopter Short-haul Transportation & Aviation Research)に改称された。
2)経緯
1993年FAAにOlympic Project Teamが設けられ、FAAとHAI等民間業界とのPartnershipが合意された。
3)目的
(1) ヘリコプターによるアトランタ・オリンピック支援
イ. 保安、警備、犯罪取締(Security、Law Enforcement)

 

 

 

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