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3. 入手資料一覧

今回の調査において、以下の資料を入手した。
(1)OMAE'96論文集
Proceedings of the 15th International Conference on OMAE 1996, Offshore Mechanics and Arctic Engineering, Vol. I-A, I-B, IV
(2)OMAE'96 Subsea Technologyワークショップ発表OHP集
(3)エジンバラ大学における波力発電装置に関する最近の発表論文抜粋
これらの資料は
(1)海洋科学技術センター 情報室 TEL 0468−67−5525(直)
FAX 0468-66-6269
(2)及び(3)海洋科学技術センター 海域開発・利用研究部 1G
TEL 0468−67−5525(直)
FAX 0468-66-6269
に保管されているので、参照されたい。

 

4. 雑感及び謝辞

今回の0MAE'96は日本から遠く離れたイタリアのフィレンツェで開催されたこともあるが、日本からの参加者が少なく、特に企業からの参加者は材料の分野に参加した者を除けば、皆無であった。日本からの参加者のほとんどは大学関係者で、親しくして頂き、シンポジウムの期間中食事を一緒にさせて頂くなど楽しく過ごさせて頂いた。
渡航前からイタリアは犯罪が多いのではと恐れていたが、日本からの参加者については被害に遭いかけた者は多かったが、少なくともシンポジウム期間中は幸いなことに被害は出ずにすんだ。しかし、ちょうどシンポジウム終了後に開催された狂半病に関するヨーロッパサミットの影響で、シンポジウム参加者の移動の多い日時にフィレンツェ空港の一般利用が制限されてしまったため、参加者のほとんどが予定した航空機の変更を余儀なくされた。
英国における調査は全てスコットランドのみであったが、列車と飛行機の両方で移動し、非常に美しい景色を陸からも空からも見る事が出来、印象が深く残っている。英国を含めたヨーロッパの波力利用に関する研究は現在ECのJOULEプログラムによって活気づいてきている様に思われた。ART社のOspreyの成果にも期待が持たれるところである。
末尾になるが、本調査にあたり出張旅費を賜った(財)日本財団に対して、深く感謝の意を表す次第である。また、出張者を快く歓迎していただき、貴重な情報などを頂いた各訪問先の方々にも併せて深謝する次第である。

 

 

 

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