1. 調査の概要
1.1 調査の目的
以下の目的で調査を行った。
(1)イタリアのフィレンツェ市において平成8年6月16日〜20日まで開催される0MAE'96(The 15th Offshore Mechanics Arctic Engineering:海洋極地工学)国際シンポジウムに参加し、研究発表を行うと共に、世界の海洋科学技術に関する研究の動向について調査する。
(2)EUの波力利用システムの研究開発の動向を調査するため、EUの波力エネルギー研究開発プログラムJOULE?の研究開発に対して大きな役割を果たしているEdinburgh大学を訪問する。
(3)JOULE ?のサポートを受け、商用べースの発電事業を目標に、固定式波力装置の実海域実験を実施している英国ART(Applied Reserch & Technology Ldd.)社を訪問し、その海域実験の状況と将来計画について情報を入手する。
(4)英国における海洋工学に関する研究動向を調査するため、英国Strathclyde大学を訪問する。
1.2 調査/訪問先
(1)0MAE'96会場(イタリア・フィレンツェ)
(2)Edinburgh大学(英国・エジンバラ)
(3)ART社(英国・インバネス)
(4)Strathclyde大学(英国・グラスゴー)
1.3 調査員
海洋科学技術センター海域開発・利用研究部第1研究グループ 横澤均
(本調査実施時)
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