日本財団　図書館


　

3. 海洋開発関連機関・企業

3.1 Ocean Drilling Program（ODP）

所在地：Texas A＆M University Reserch Park 1000 Discovery Drive Conege Station,Taxas 77845 USA
訪問日：平成8年5月10日
面談者：Mr.Timothy J.G.Francis,Ph.D./Deputy Director
Mr.TomPettigrew,P.E./Supenisor of Development Engineering
Mr.Dan H.Reudelhuber /Senior Drming Engineer

　

092-1.gif

ODPは、米国テキサス州カレッジステーションのテキサスA＆M大学リサーチパーク内にに本部をおく。ヒューストンからは、北西へ約250キロに位置する。ここには、業務管理をはじめとする研究、運営、技術開発等の設備の他に、資材置場、倉庫及び実験井などがある。
（1）概要
ODPは、国際的な海洋科学掘削の実施母体であり、財政面を含めて、米国国立科学財団（National Science Foudation）、国際加盟国及び機関によって実施される国際共同研究事業の計画名でもある。
1983年3月にその母体が、ここテキサスA＆M大学（ODP-TAMU）におかれ、1983年10月には、0DPの正式名称が決められ、1985年1月に最初の掘削航海を開始した。日本も1985年10月から正式加盟国となり、国内におけるODP研究活動の窓口は、東京大学海洋研究所が担当している。
今回訪問したテキサスA＆M大学は、ODPの科学オペレーター（Science Operator）の立場として、掘削のための技術開発、研究設備の設計、管理、乗船研究者の選任、コアサンプルとデータの管理を行ない、また、公式あるいは非公式の科学レポートの出版、ODPの広報活動の補助的業務を担当している。
（2）組織
ODPは、米国国立科学財団（NFS：National Science Foudation）のプライムコントラクターである海洋学研究所連合（JOI：Joint Oceanographic Instilutions, Inc.）により管理運営されている。海洋

　

　

　

前ページ　　　目次へ　　　次ページ

　





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION