Andre Cordeiro,Roberto Paschoalin and Evandro Fanes,Petrobras
概要
大水深におけるプロジェクトを開発しているため、ペトロブラスでは、掘削、仕上げ、インターベンション(接続)やパイプラインの取り扱い等さまざまなアプリケーションにおいて、ますます多くのDP装置が使われるようになっている。オペレーションの複雑さが増す中で、海底坑口装置や船体に対する重大な事故につながるDPS(自動船位保持システム)の故障の危険性を最小限にするため、”Dp-pS”(=SafetyProgram for Dynamic Positioning Operations)という名前を付けたプログラムが熟考された。この論文はDP-PSを簡単に紹介するもので、DPオペレーションの異なった局面を考慮したいくつかのグループから構成される。すなわち船体の遭遇する事故のデータバンク、緊急切り離し手順、リスクの比較、DGPS(ディファレンシャル・GPS)の適用、ウェルコントロール機器と標準的な手順、試験計画及びDPオペレーションのガイドライン。非常に多数のDPコントラクターがブラジルで操業しており、プログラム開発に当たって関係者の協力的雰囲気が成功の重要なファクターとなった。結果としてDPの事故が顕著に減った。