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(能力250トン)およびMontserrat General Mechanics Co.などで、小修理が可能である。
同港における海上貨物取扱量(83年)は、約1,200万トンに達している。
港から80キロの地点にロバーツ国際空港がある。
2.ブカナン港同港は、Nimba 鉱山の鉄鉱石積出港であり、Lamco JV Operating Co.(LAMC0)によって運営・管理されている。
港は、ニンバ鉱山会社の鉱石積出し用の埠頭(長さ257m、干潮時水深13.5m)と商業埠頭(長さ320m、水深10.15m)との2区画に分割されている。
荷役設備は、鉱石埠頭に毎時5,000トン能力の鉱石積込機があり、商業埠頭には150トン能力の固定デリック・クレーン1基および10トン能力の門形クレーン1基がある。倉庫の総面積は2,300平方mである。
タンカー・ターミナルには、長さ126m、内径8インチおよび6インチのパイプラインを備えた埠頭があり、長さ170mまでのタンカーの収容が可能である。
曳船は、LAMCO所有の曳船2隻(1,640馬力、3,280馬力)を使用することができる。
船舶修理は、LAMCO社の設備を使用して、非常時の小修理程度が可能である。
同港は、83年に鉱石埠頭で1,150万トン、商業埠頭で25万5,000トンの貨物を扱った。
港から92キロの地点にロバーツ国際空港がある。
 
(4)造船事情
 
現在、リベリアには船舶建造を主とする設備はないが、モンロビア港には
 

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