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いる。
これは、カナリーが商品の中継地としての性格、役割をしていることを示している。
 
(2)船舶事情
 
(A)保有状況
 
カナリー諸島は、スペインの各州と同様の行政地区であり、従って海運は本国の海運企業によって運営されているので、カナリー独自の保有船舶は存在しない。
 
(B)海運事情と保有船主の実態
 
カナリー諸島は自由港、中継貿易港として、世界各国の船舶の出入が盛んであるが、カナリーを中心として配船し稼働している海運会社は、次の通りである。
1. Afroship Co., Ltd
(所在地)Pamochamoso 7, 1 Planta,Las Palmas,Canary Islauds
(保有船舶)貨物船1,280 G/T ×1隻1959年建造
2. Atuneros del Atlantico,S.A.
(所在地)General Vives 63,Puerto La Cruz,Las Palmas,Canary Islands
(保有船舶)漁船1,035 G/T×1隻1981年建造
3.Cementos de Las Islas,S.A.
(所在地)Juan Rejon 103,Las Palmas,Canary Islands
(保有船舶)セメント遅搬船3,081 G/T×1隻1972年建造
 

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