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その船舶、漁船も、共に中小型船が殆どであるから、どの国のものも品質、船価については同様の水準にあり、優劣の差はない。
わが国は、セネガルの関税、地理的距離、円高による船価の差などを考慮すると、不利な地位にある。
 
(B)輸出対策
 
従って、セネガルヘの船舶輸出については、競争相手諸国は各国とも、特殊技術や経験を必要とする特殊船、専用船などを中心にPR活動を行っている。
 
(C)セネガルとの歴史的、経済的なつながり
 
セネガルの東方洋上3キロの地点にあるゴレ島に1444年にポルトガル人が欧州人として初めて上陸して以来、ゴレ島は欧州、アフリカ、米国を結ぶ大西洋三角貿易の拠点として注目され、ポルトガル、オランダ、英国、フランスなど欧州列強の争奪の的となった。
フランスは、1895年に総督府をセネガル河口の要塞地サンルイに置いたが、1902年現在のダカールに移して西アフリカの植民地行政の中心とした。
1946年にセネガルはフランスの海外領土となり、1958年にフランス共同体に加盟した。その後60年にフランス領スーダン(現在のマリ)との合併により、マリ連邦として独立を認められたが、同連邦は2ヵ月後に解体し、セネガルは60年8月に共和国として独立した。
セネガルは対仏協調を基礎とする西欧寄りの穏健な中立非同盟主義を推進している。
わが国は、60年に独立を承認し、62年にわが国の在セネガル大使館を開設し、友好関係にある。
わが国とセネガルの貿易は、日本側の輸出超過で推移しており、主要輸出品目は乗用自動車、トラック、米、漁網(合繊)、漁船、化学繊維糸・織物、鉄
 

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