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Ateliers et Chantiersには、スリップウエー(長さ60m、水深4.30m、能力1,000トン)がある。小型船及び各種エンジンの修理が可能である。
同港に最近完成した新漁港には、長さ1,104mのバース(水深7m)と長さ370mのバースが設けられている。
2.カオラク港
同港は、サルーム川の上流約112キロの地点に位置し、長さ105mまでの船舶の入港が可能である。
港内に長さ636mのコンクリート埠頭(干潮時水深4m)があり、埠頭は鉄道によって首都ダカールと接続している。
同港は、セネガルの最も重要な輸出品である落花生の積出港である。
清水、食糧、燃料油などの供給が可能である。
船舶修理設備は小修理が可能である。
カオラク港における83年の海上貨物扱量は、80,333トンに達っしている。
3.ジガンショール港
同港は、カサマンス川下流の河港で、南部地方における落花生の積出港である。
水路は最大水深9.14mである。
港内に港湾局及び民間所有の各埠頭バース(水深8.23m)がある。
83年における同港の海上貨物扱量は、51,470トンに達している。
 
(4)造船事情
 
現在、セネガルには新船を建造する造船所はないが、小型船舶、各種エンジンなどの修理可能な下記の造船所がダカール港内にある。
1.Ateliers de Constructions et Reparations Navales
(ACRN)
 

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